Amazon
Amazonの正式名称は、Amazon.com Inc.(アマゾン・ドット・コム・インク)という会社で、アメリカのワシントン州シアトルに本社があるWeb通販サイトです。
Amazonはインターネットで本を売るという斬新なビジネス展開を最初に始めた会社で、それから20年余りで現在の形態と規模になりました。 日本のAmazon(Amazon.co.jp)は米Amazonの日本語バージョンで、日本支社のようなものです。
そしてこの日本支社の売り上げは、1兆6,000億円程度(2015年実績)です。ちなみにイトーヨーカ堂の売上は1兆2859億円(2015年実績)です。
Amazonは楽天と比べると出店費用がものすごく安い
Amazonへの出店(出品)方法には、大口出品サービスと小口出品サービスの2種類のがあります。商品が月49個以上売れるなら、大口出品サービスが良いという目安なのですが、小口出品サービスにはいろいろな制限もあるので、大口出店が良いようです。
小口出店から大口出店への変更もは後彼でも可能ですが、それも面倒ですから、大口出店で始めた方が無難です。
大口出店といっても月々たった4,900円です。
楽天の場合はそこそこ必要ですので、ECサイトへの入門としておすすめです。
小口出品 | 大口出品 | |
対象 | 毎月商品49点まで販売する人 | 毎月商品50点以上販売する人 |
料金 | 商品ごとに100円 + 販売手数料 | 月額4,900円 (固定) + 販売手数料 |
特別機能 | なし | 一括出品ツール、注文管理レポート、多様の決済方法の提供、独自の配送料金の設定、お届け日時指定の設定 |
オプションサービス | なし | スポンサープロダクト広告、法人向け販売、マケプレプライム |
Amazonの出品方法は楽天市場やYahoo!ショッピングと違います
ある1つの商品をする販売ページ上で、その商品を取り扱っているお店(複数)が販売を行っています。
新しい商品が発売されたときは、その商品を最初に出品した店舗(人)が商品情報を作り、その後に続いて同じ商品を出品する人は、その掲載(商品ページ)に相乗りする形です。
そして主に価格が安い登録が、カートのリンクを獲得します。メインのカート(主に最安値)以外からの購入の確率はわずか数%です。
カートのリンクを獲得しないとまったく売れなくなります。Amazonはカートの取り合いがとても重要です。
カートのリンクを獲得しましょう!
カートのリンクを獲得は、価格が安いことが重要です。 カートのリンクの獲得には、いろいろな要素が絡み合ってきます。例えば、店舗の評価なども反映されます。しかしながら価格に比べその影響はとても小さいようです。 Amazonの販売業者の種類は3つありますのでの、以下に簡単に説明します。
- カートのリンクを獲得しましょう!
カートのリンクを獲得は、価格が安いことが重要です。
カートのリンクの獲得には、いろいろな要素が絡み合ってきます。例えば、店舗の評価なども反映されます。しかしながら価格に比べその影響はとても小さいようです。
Amazonの販売業者の種類は3つありますのでの、以下に簡単に説明します。
「この商品は、Amazon.co.jpが販売、発送します。」
と表示される商品は、Amazon自体が販売しているパターンと、Amazonの代理店のような商社がAmazonとして同じように販売している場合があります。この2つはサイト上では区別できません。Amazonの代理店のような商社は、それぞれ専門のカテゴリを担当していることが多いようです。
そういった商社を利用して販売する方法もあります。うまく利用すれば、自社でAmazonで販売するのと同じぐらいの手数料で、商品をAmazonで販売してくれます。つまり商品を入れるだけで、細かいことをやってくれるわけです。これらのAmazonによる販売というのがとても強力です。
次に、通常の出品者の販売があります。注文を受けて自社で出荷することをマーケットプレイスといいます。「この商品は、××××通販名××××が販売、発送します。」と表示されている商品です。
通常の出品者が、在庫をAmazonの委託物流であるAmazonフルフィルメント(AmazonFBAといいます)に入れて販売している場合は、「この商品は、××××通販名××××が販売し、Amazon.co.jp が発送します。」と表示されます。
- 大きく分けると、3つの販売形態に分けられます。
3つの販売形態があり、同じ価格で同じ商品を販売した場合は、次のようになります。
★Amazon販売(カートボックス獲得)
-Amazonフルフィルメント
-Amazonマーケットプレイス
同じ価格にもかかわらず、Amazon販売がカートボックスを獲得します。時期によっては、フルフィルメントが50%ぐらいカートを獲得することがあるのですが、ほぼ100%Amazon販売がカートを獲得することもあります。たぶんAmazon側が設定を調整しているのでしょう。
カテゴリなどによって違うのかもしれませんが、最近はほぼ100%Amazon販売がカートを獲得するようになりました。
こうなるとAmazon販売の売上の9割ぐらい占めてしまうのです。
Amazon販売がものすごく優先されます。数百円Amazonが高くても、Amazonが優先して表示されることすらあります。マーケットプレイスで出店してもまったく売れなくなるのです。
しかしAmazon販売が在庫を持たずに、納期2~3週間等で販売しているときは、少し価格が高くても、フルフィルメントでの販売がカートボックス獲得をします。★フルフィルメント(カートボックス獲得)
-Amazon販売
-マーケットプレイス
同様にAmazon販売が無いときなら、マーケットプレイスでの販売があっても、フルフィルメントで販売すれば、多少高くてもカートボックス獲得を獲得できます。★フルフィルメント(カートボックス獲得)
-マーケットプレイス
Amazonへの利益が高い順で、カートボックスの獲得が優先される仕組みになっています。 もし出品したい商品が、すでにAmazonにより販売されている場合は、出品しても売れる可能性はとても小さいといえるでしょう。
大口出品サービスと小口出品サービス、違いはどこに?
Amazonでの販売方法は、大口出品サービスと小口出品サービスの二つのプランが用意されています。
違いは下記の通りです。
- オリジナル商品もAmazonに既にある商品も出品可能
- 出品数やカテゴリーが無制限(一部制限あり)
- 大量の商品もまとめて出品登録が可能
- データ分析レポートが利用可能
大口出品サービス
売上を最大化したい人におすすめ・月間登録料4,900円+注文成約時にかかる販売手数料
- Amazonに既にある商品のみ出品可能
- 商品を出品するには1商品ごとに登録が必要
小口出品サービス
小規模で販売したい方におすすめ・1点の注文ごとに100円の基本成約料+注文成約時にかかる販売手数料
大口出品サービス | 小口出品サービス | |
月間登録料 | 4,900円 | - |
基本成約料(成約商品1点につき100円) | - | ○ |
オリジナル商品の出品 | ○ | - |
一括出品ツールの利用 | ○ | - |
注文管理レポートの利用 | ○ | - |
出品者独自の配送料金とお届け日時指定の設定 | ○ | - |
購入者へ提供できる決済方法 | クレジットカード Amazonギフト券 コンビニ決済 代金引換 Edy払い Amazonショッピングカード | クレジットカード Amazonギフト券 Amazonショッピングカード |
出品できるカテゴリー | 今すぐ出品が可能 書籍/文房具/オフィス用品/ミュージック/ホーム&キッチン/ビデオ/DIY・工具/車用品/DVD/おもちゃ&ホビー/PCソフト/スポーツ &アウトドア/TVゲーム/ベビー&マタニティ/エレクトロニクス/楽器 出品許可が必要 時計/ドラッグストア/アパレル/シューズ/バッグ/コスメ/ジュエリー/食品&飲料/ペット用品 | 今すぐ出品が可能 書籍/文房具/オフィス用品/ミュージック/ホーム&キッチン/ビデオ/DIY・工具/車用品/DVD/おもちゃ&ホビー/PCソフト/スポーツ&アウトドア/TVゲーム/ベビー&マタニティ/エレクトロニクス/楽器 |
Amazon出品サービスの手数料
Amazonはの手数料は平均、売上に対して10%程度です。多少手数料が高いように感じられますが…。
手数料自体はカテゴリによって細かく分かれています。
- 基本料
大口出品プラン 月額登録料:4,900円(固定費)
基本成約料:なし小口出品プラン 月額登録料:なし
基本成約料:販売する商品ごとに100円 - 販売手数料
出品者は、販売された各商品に販売手数料が課せられます。
販売手数料は商品代金の総額(配送料、ギフト包装料を含む)にかけたパーセンテージの金額が費用です。商品のカテゴリーごとに異なりますが、約8~15%になります。Kindleアクセサリは45%です。
いくつかのカテゴリーの商品には、商品ごとに最低販売手数料30円が定められています。
- 成約料(メディア商品のみ)
メディア商品は、注文成約時には販売手数料と別に、カテゴリー成約料が課せられます。本は80円、ミュージック、ビデオ・DVDは140円となります。。
- 配送料
大口出品者によって出荷されたメディアの商品(本、ミュージック、ビデオ、DVD、ソフト、ゲーム)には、Amazonが指定する配送料が適用されます。配送料は、商品カテゴリーや購入者が選択した配送サービスによって異なります。
小口出品者によって出荷されたすべての商品には、Amazonが指定する配送料が適用されます。
フルフィルメント by Amazon(FBA)によって出荷された商品には、Amazon出品サービスの手数料の他、FBA手数料、保管手数料やその他のオプションサービスの手数料が課せられます。
しかしながら、ユーザーへの対応やサポートまで、Amazonが代行してくれると考えると、Amazon FBAを利用した方が人件費などで有利ではないでしょうか?したがって、これらを無理に自社で行うよりも費用的なメリットは大きいかもしれませんね。
小物はAmazonFBAを活用した方がおトク!
数が出る可能性がある小物の商品は、Amazon FBAをフル活用した方がお得です。
AmazonFBA(アマゾンマーケットプレイス)はAmazonへの委託販売です。Amazonの倉庫へ商品を入れておくだけで商品が売れた時、すべてAmazonが自動で処理をしてくれます。 しかもなんと!顧客のサポート対応までしてくれます。
AmazonFBAで購入したユーザーからの問い合わせにも、Amazonが対応してくれます。 つまり商品在庫をAmazonの倉庫に入れておくだけで、受注から商品の発送、集金業務までAmazonが全部やってくれるのです!楽チンですね!。 保管料も比較的安く設定されています。
個別の商品ごとに費用が発生するのですが、小物ですとAmazonの倉庫に500個入れても、月間で5,000円ぐらいです。(1個あたり10円の保管料)委託の物流倉庫の感覚でいえば、1~2坪で5,000円という感じです。保管場所は時間とともに手狭になりがちですし、ピックアップも面倒ですね。
大型になると、急に高くなりますが…。小物ならAmazonFBAをフル活用するのがオススメです。
- Amazonプライム対象商品に
FBAを利用した商品はAmazonプライムの対象商品となり、お急ぎ便、当日お急ぎ便など、Amazonプライム会員のお客様が無料で利用できる配送特典の対象となります。プライムマークが表示されることにより、商品の訴求力が高まり、また、ショッピングカートボックスが獲得しやすくなるため、事業者様にとっては売上拡大の可能性が高まります。
- 業務負担を軽減
商品の保管から注文処理、配送、返品対応、カスタマーサービスまでの業務をAmazonが代行します。FBAでは24時間365日出荷可能なため、土日祝日や年末年始などの急な需要増加にも安定して販売・配送することができます。また、FBA海外配送プログラムでは追加手数料なしで商品を世界67の国と地域に発送します。
- わずかな初期投資で簡単に利用開始
物流のアウトソーシングには、多額の初期投資や月額費用が必要だとお考えではありませんか?FBAならわずかな初期投資で、1商品1点から必要なときに、使いたい分だけ、効率的にご利用いただけます。
- お支払いはご利用になった分だけ
FBAの手数料は、出荷・梱包・配送に対して課金される「配送代行手数料」と、商品を保管・管理するための保管スペースに対して課金される「在庫保管手数料」の2つから構成され、わかりやすい料金体系です。お急ぎ便・お届け日時指定便の利用でも追加料金は一切かかりません。